スケートボードを楽しむ原点がそこにあった

地元・石岡で開催された「BLUE MOUNTAIN CUP」を見て感じたこと

先週末、私の地元である茨城県石岡市で開催されたスケートボードコンテスト「BLUE MOUNTAIN CUP」を見に行ってきました。

会場となったのは、石岡駅から徒歩2分ほどの場所に新しくできたスケートパーク。

実はこの駅前周辺は、私が高校生の頃によく遊んでいた思い出の場所でもあります。そんな場所にスケートパークができ、さらにコンテストが開催されるようになったことがとても嬉しく、今回は東京から応援に向かいました。

この大会は、地元の友人たちが中心となって企画・運営しているイベントです。

昔から石岡のスケートシーンを支えてきた仲間たちが、自分たちの力で大会を開催し、地域を盛り上げようとしている姿を見るだけでも胸が熱くなりました。

朝は絶望的なコンディションだった

当日の朝はあいにくの天気。

会場の路面は完全に濡れていて、正直「今日は厳しいかもしれないな」と思うような状況だったそうです。

私は東京から向かっていたため、水はけ作業には参加できませんでしたが、現地では朝早くからスタッフや参加者のみんなが集まり、少しでも開催できるように一生懸命作業を続けていたと聞きました。

ほうきやタオルを使いながら路面の水を取り除き、みんなで力を合わせてコンディションを整えていく。

誰かが指示したわけでもなく、「この大会を成功させたい」という気持ちだけで自然と人が動いていたそうです。

そして、その想いが空に届いたのか、その後は雨も降らず、徐々に路面も乾き始めました。

結果として大会は無事に開催。

私はその様子を見ながら、「みんな本当に諦めなくてよかったな」と心から思いました。

地域を越えて集まった約60人のスケーター

今回のエントリーは約60名。

地元茨城だけではなく、東京、神奈川、栃木、群馬など、さまざまな地域からスケーターが集まりました。

駅前というアクセスの良さもあり、多くの人が気軽に参加できる環境だったことも大きかったと思います。

パークには子どもから大人まで幅広い世代が集まり、初対面同士でも自然と会話が生まれ、誰かがトリックを決めれば歓声が上がる。

失敗しても励ましの声が飛ぶ。

そんな温かい空気が一日中流れていました。

草大会だからこそ生まれる魅力

今回の大会を見ていて特に感じたのは、「草大会の良さ」でした。

最近は公式大会も増え、競技としてのスケートボードがどんどん発展しています。

もちろんそれは素晴らしいことです。

しかし、その一方で今回のような草大会には、また違った価値があります。

賞金が出るわけでもなく、ランキングポイントが付くわけでもない。

だからこそ純粋にスケートボードが好きな人たちが集まり、楽しみながら滑ることができます。

友達の成功を喜び、失敗を笑い合い、みんなでイベントを作り上げていく。

そんな昔ながらのスケートボードらしい空気が会場にはありました。

子どもたちにとって最高の発表会

私はこうした大会は、子どもたちにとって最高の発表会だと思っています。

大会に向けて練習する。

どんなルーティンで滑ろうか考える。

名前を呼ばれてみんなの前に立つ。

緊張して頭が真っ白になる。

思い通りにいかなくて悔しい思いをする。

逆に予想以上の結果が出て嬉しくなる。

そういった経験は、日常生活ではなかなか味わえません。

普段大会で上位に入れない子が表彰されることもあります。

それが自信になり、また次も頑張ろうと思える。

そうやってスケートボードを続けるきっかけにもなるのです。

スケートボードはトリックだけではありません。

挑戦すること、仲間と楽しむこと、人前で自分を表現すること。

そういった経験も含めてスケートボードの魅力だと思います。

シーンを盛り上げるのは地域の力

今回のBLUE MOUNTAIN CUPを見て改めて感じたのは、シーンを作るのは誰か特別な人ではないということです。

地元の仲間たちが集まり、「やろう」と声を掛け合い、みんなで協力する。

その積み重ねが地域のスケートシーンを育てていきます。

大きなスポンサーがいなくてもいい。

大規模なイベントでなくてもいい。

まずはみんなが楽しめる場所を作ること。

その積み重ねが次の世代へとつながっていくのだと思います。

みんなでスケートボードを盛り上げよう

今回のBLUE MOUNTAIN CUPは、ただのコンテストではありませんでした。

朝の悪天候にも負けず、みんなで力を合わせて開催までこぎつけたイベントでした。

そして何より、スケートボードが好きな人たちが集まり、笑顔で楽しんでいたことが一番印象に残っています。

こういう大会が全国各地で定期的に開催されたら、もっと多くの子どもたちが挑戦できるようになると思います。

もっと多くの仲間が増えると思います。

そして地域のシーンも、さらに盛り上がっていくと思います。

今回大会を開催してくれた地元の仲間たち、本当にお疲れ様でした。

そして参加した皆さんもお疲れ様でした。

これからもみんなの力で、スケートボードを盛り上げていきましょう。

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