LESQUEとSLDのデッキは何が違う?形状・乗り心地・ブランドイメージを解説
「LESQUEとSLDは、サイズ展開が同じようですが、形状も同じですか?」
このようなご質問をいただくことがあります。
LESQUEとSLDは同じ会社から展開しているブランドで、デッキのサイズやコンケーブ、キックなど、共通している部分もあります。
しかし、まったく同じデッキに違うグラフィックを入れているわけではありません。
ノーズやテールの形状、デッキの操作感、ブランドが表現している世界観にも、それぞれ違いがあります。
今回は、LESQUEとSLDの違いを分かりやすく紹介します。
同じサイズでもデッキの形状は少し違う
LESQUEとSLDは基本的に同じサイズ展開ですが、デッキ全体のアウトラインが少し異なります。
一番分かりやすいのは、ノーズとテールの形です。
LESQUEは、ノーズとテールの両方に丸みを持たせた形状。
一方、SLDはLESQUEと比べて、テールが少し四角い形状になっています。
並べて見ないと分からないほどのわずかな違いですが、実際に乗ってみると、デッキの回しやすさや足元の安定感に違いが出てきます。
LESQUEは軽く、回しやすい
LESQUEはノーズとテールに丸みがあり、全体的に少しシャープな印象のアウトラインです。
四角い形状と比べて外側の余分な部分が少ないため、SLDよりも重量がわずかに軽くなります。
そのためデッキを回す動作がしやすく、キックフリップなどのフリップ系はもちろん、特に360フリップ(トレフリップ)のような横回転が加わるトリックとの相性が良いと思います。
ストリートを中心に滑る人や、デッキの軽い操作感を求める人、回し系のトリックを練習している人にはLESQUEがおすすめです。
SLDは安定感のあるテールが特徴
SLDは、LESQUEよりもテールが少し四角い形状になっています。
テールの面積をわずかに広く感じられるため、踏んだときの安定感があります。
カーブやレールなどで足元を安定させたいときや、テールをしっかり踏むオールドスクール系のトリックにも向いています。
四角いといっても極端なスクエアテールではなく、通常のストリートデッキとして違和感なく乗れる範囲で、少し安定感を加えた形状です。
コンケーブとキックは基本的に同じ
アウトラインには違いがありますが、LESQUEとSLDのコンケーブやキックの強さは基本的に同じです。
そのため、LESQUEからSLD、SLDからLESQUEに変更しても、足を置いた瞬間にまったく別物に感じるほど大きな違いはありません。
同じサイズを選べば比較的スムーズに乗り換えられ、そのうえで丸いテールと少し四角いテールの違いを感じてもらえると思います。
形だけでなく、ブランドのイメージも違う
LESQUEとSLDは、デッキの形状だけでなく、ブランドが持っているイメージや表現したい世界観も異なります。
どちらも東京を拠点とするスケートボードブランドですが、歴史やコンセプト、グラフィックの方向性には、それぞれの個性があります。
LESQUEは自由・アート・自分らしさ
LESQUEは2007年に東京で誕生したブランドです。
ブランド名は「Endless Question(終わりなき問い)」を由来としており、常に疑問を持ちながら、新しい表現や価値を追い求める姿勢が込められています。
デザイン、アート、カルチャーとのつながりを大切にしながら、スケートボードを通して自由や自分らしさを表現するブランドです。LESQUE公式サイト
グラフィックも、いわゆるハードなスケートデザインだけに限定せず、アーティストとのコラボレーションや、色彩を生かした作品、遊び心のあるデザインまで幅広く展開しています。
ブランド全体の印象を言葉にするなら、
「自由」「洗練」「アート」「個性」「幅広さ」
といったイメージです。
長年活動してきたブランドとしての歴史もあり、若いスケーターから大人のスケーターまで、それぞれのスタイルに自然に取り入れられるブランドを目指しています。
SLDはダーク・クール・反骨心
SLDは2022年にスタートした、比較的新しいブランドです。
SLDが掲げている言葉は「SOLID」。
揺るぎない価値観を表現するブランドとして、ダークでクールな空気感を軸に、デッキ、アパレル、映像、イベントを通して独自のストリートカルチャーを発信しています。SLD公式ブランド紹介
グラフィックには、きれいにまとめるだけではなく、衝動、混乱、社会へのメッセージ、反骨心などを感じさせる作品が多くあります。
SLDでは、スケートボードを単なる乗り物や遊びではなく、自分のスタンス、生き方、思考、反骨心を表現するものとして捉えています。SLD公式コレクション紹介
ブランド全体の印象を言葉にするなら、
「ダーク」「クール」「無骨」「攻撃的」「反骨心」
といったイメージです。
黒を基調としたデザインや、少し危険で怪しい雰囲気、ストリートの生々しさを感じさせる表現が好きな人には、SLDの世界観が合うと思います。
LESQUEとSLDの違いを簡単にまとめると
LESQUE
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ノーズとテールが丸い
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SLDよりわずかに軽い
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デッキを回しやすい
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フリップや横回転系のトリックに向いている
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自由、アート、洗練、自分らしさを表現
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明るいものからアート性の高いものまで、グラフィックの幅が広い
SLD
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テールが少し四角い
-
足元に安定感がある
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カーブやオールドスクール系のトリックに向いている
-
ダーク、クール、無骨、反骨心を表現
-
強さやメッセージ性を感じさせるグラフィックが多い
形状とデザインの両方で選んでほしい
デッキは、トリックをするための道具であると同時に、自分のスタイルや考え方を表現するものでもあります。
回しやすさや軽さを重視するならLESQUE。
足元の安定感を重視するならSLD。
自由でアート性のある世界観が好きならLESQUE。
ダークでクールなストリート感が好きならSLD。
このように、形状とブランドイメージの両方から選んでもらうと、自分に合った一本を見つけやすくなります。
もちろん、どちらが優れているということではありません。
実際の形状差はほんのわずかなので、最終的には好きなグラフィックや応援しているライダー、ブランドの雰囲気で選んでも大丈夫です。
「このデッキに乗りたい」と思えることも、スケートボードを楽しむうえで大切な性能の一つだと思います。
デッキ選びで迷っている方は、現在使っているサイズや、よく練習しているトリック、好きな乗り心地などを教えていただければ、それぞれに合ったデッキをご案内します。



